院長ごあいさつ

安全・安心な医療の提供で健康と福祉の向上を目指す

私たちのけいなん総合病院は、北陸新幹線上越妙高駅や上信越道新井スマートICから車で約10分程度と、交通に恵まれた地に立地しており、新潟県南西部の妙高市全域と上越市南部の地域住民の皆さまの健康と福祉を担ってまいりました。
当院は昭和13年に医療組合の形で設立され、その後の変遷を経て現在「厚生連けいなん総合病院」として、地域住民の皆さまの様々なニーズにお答えできる体制を整えています。

私たちの病院の役割は、安全・安心かつ良質な医療を提供することによって、地域住民の皆さまの健康と福祉を守ることです。
これまでも地域医療のニーズに合わせて変革してきましたが、現在は、高度急性期病院と連携しながら、小児から成人、高齢者までの様々な年代の皆さまの健康をお預かりし、また急性期から回復期・慢性期医療、リハビリテーションを経て、在宅までの切れ目のない医療を提供できる病院となっております。

信頼され選んでいただける病院を目指して

地域住民、患者の皆さまを笑顔にして、健やかな毎日を送っていただくためには、私たちけいなん総合病院が、日ごろから皆さまに、「信頼」される病院でなければならないと痛感しております。病院にきて笑顔で帰っていただけるように、明るい対応で、なおかつ、誠実で、親切で、信頼される医療を提供してまいります。

また、今の時代は、どんな病院でもひとつの施設ですべてが完結する訳ではありません。限られた地域のマンパワー、医療資源を有効に活用していくために、高度急性期病院との病病連携、地域に根差したクリニックとの病診連携、また医療と福祉・介護の連携が、今まで以上に大切になってきます。コロナ禍で制約がある中ではありますが、私たちけいなん総合病院は、ご家族や医療関係の皆さま、福祉・介護の皆さまと、より顔の見える連携体制を構築してまいります。

スタッフの幸せ、働きがいを追及する病院

地域社会、患者の皆さまを笑顔にするには、もとより私たちけいなん総合病院のスタッフ一人ひとりが笑顔で働ける病院でなければなりません。スタッフ一人ひとりが「やりがい」「働きがい」のある職場を作り上げ、「患者の皆さまの健康と幸せへの貢献」「地域社会への貢献」を実感できる病院を目指してまいります。
利用される皆さま方から、忌憚のない叱咤激励をいただき、そのニーズに応えるために変化と進化を続けていく病院でありたいと思います。

最後になりますが、住民の皆さまの意識の変化、超高齢化といった社会の構造の変化を踏まえて、臨機応変に、スピード感をもって、親切で小回りの利く病院、皆さまから信頼され選んでいただける病院になることを目指してまいります。
私たちけいなん総合病院を今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

病院長 平野 正明